こんにちは、企画・脚本の高田ねおですー。
夏コミまでだいたいあと一ヶ月!
体験版製作も佳境を迎えています。
後回しにしていた作業をさきほどすべてタスクにしてまとめたんですけど、かなりの膨大な量だったので、
唖然・・・まだこんなに作業残ってるのかよ!!
体験版のみとはいえ、納得いく形にまでもっていくのは、相当な手間ひまかかるんだなあ、と改めて実感している最中です。ゲーム製作を一人で行ってるヒト・・・マジ尊敬です!!
一ヶ月あれば余裕とか思っちゃってると、タイヘンなことになりますね。
時間はあっという間に過ぎていくものですから。
ともかく、手にとってくれたみなさんが楽しんでいただき、『続きやりてえー!!』と期待を少しでもしてくれるような体験版になるといいなーと思いつつ、LevelPLUSは制作を進行しております。
頑張っちゃいますよ!!
いまも頑張ってるつもりですが、もうそれ以上に頑張っちゃいますとも!
しかし、素人がゲームをつくると宣言した際、みんなだれもがこう思うでしょう。
『本当につくれるの? 作ったとしても完成するの?』
ええ、ええ。
まったくその通りです。俺も当事者でなければ高田も同じことを口にしたでしょうから。
世の中には、素人が製作した同人ゲームがたくさんあるますが、素人がこれを作りはじめたとして、どれだけの人たちが完成までもっていけるんでしょうか。
皆さんもそこは非常に気になるトコロだと思います。
ネットの同人ゲーム制作に関するお話でこんなことを聞きました。
同人ゲームを体験版まで完成させることの出来るサークルは全体でわずか40パーセント、更に制作を行い続け、完成まで持っていけるサークルは10パーセントしかないということです。
きっちり統計をとったわけではないでしょうが、大体そんな感じであるらしいす。
完成しなかった90パーセントは一体何が原因で完成しなかったのでしょうか。
答えは簡単。
『企画倒れ』です。
ニンゲン夢をえがいているときが一番楽しいものです。
あれがやりたい。
これがやりたい。
ええ、ええ。
そんなものが現実に自分の力で実現したら、そりゃあ、最高でしょうね。
しかも、もしそれがみんなに
認められたらこんなに嬉しいことはないです。
しかし、夢と現実には必ず溝があります。
そんなに上手くいくわきゃないんです。
■無謀な企画
■スタッフ同士の衝突
■モチベーションの維持が保てない。
要因は色々あります。
うちのサークルだって……ぐぬぬ。いや、このあたりの詳しい話はまた後日やりましょう。
様々な要因はいろいろありますが、
『シナリオが完結までできあがらない』
これが一番の原因としては挙げられるようです。
ミニシナリオならともかく、大長編のシナリオを挙げるのは、普通の人が思っているより、遥かに難しいこととされています。
『俺はweb小説で長い話を書いてるから、大丈夫だ!』
そんなことを自信満々に語る方もいるかもしれません。
貴方は、その長い物語を完結させることができましたか?
貴方はその物語の伏線を回収し、ラストに大きなクライマックスを持ってくることができましたか?
この質問により『できる…!』と断言できるヒトの数がぐんと減ったことと思います。
そう、それは想像以上に大きな難関なのです。
大長編だからといって、自分の力に見合わない大きな風呂敷を広げると、序盤はつくれても、最後までつくることは困難ということです。
セカ均は十時間を超えるであろう大長編のAVGです。
素人で、そこまで長い物語を最後まで創り上げるのは困難であろうことは否定しません。
だけど、『シナリオは完成している』のです。
作者の納得いくカタチで。
高田はこのシナリオ執筆に二年近い歳月をかけました。
だから、極端な話、テキトーな絵とテキトーな音楽をつければ、わりと短いスパンでゲームを完成までこぎつけることは可能なのです。
もちろん、そんな適当な制作を行うつもりは毛頭ありませんが…割と完成する可能性は強くなったんじゃないかと。
あとは制作を開始して、半年間衰えることのなかった強いモチベーションを信じていただければ…!
『いつか完成したらいいな』ではダメです。
『必ず、なにがなんでも完成させる』
そんな強い意思を持って、作業に挑んで行ってます。
来年の完成を信じてくれれば、と思います。
それでは、本日はこの辺にて!
ばいばーい!